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小笠原村議会、令和3年度補正予算を一括承認

小笠原村議会は、令和4年3月11日に開催された定例会で令和3年度の補正予算約1.4億円を含む議案複数を承認した。
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3月11日に開催された令和4年第1回小笠原村議会定例会では、令和3年度の一般会計補正予算や令和4年度の予算に関する重要な議案が審議された。

初めに、報告第1号として令和3年度小笠原村一般会計補正予算(第7号)が提出された。村長の渋谷正昭氏は、この補正予算に6000万円が使用され、子育て世帯への臨時特別給付金に充てられることを説明した。質疑が行われ、その後の討論では反対意見は出ず、採決が行われた結果、原案通り承認された。この補正予算は、予算総額が56億3023万738千円に及ぶものである。

次に、報告第2号では令和3年度の一般会計補正予算(第8号)が上程された。こちらも渋谷村長が説明を行い、特に住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の支給が緊急に必要となり、予算の追加が提案された。この予算には約4163万円が計上され、議会での質疑および採決を経て、こちらも原案通り可決された。

報告第3号は、同じく令和3年度の一般会計補正予算(第9号)で、新型コロナウイルスのワクチン追加接種に関連する予算が説明された。この補正の承認も得て、歳入歳出の予算規模はさらに拡大していくこととなった。

また、議案第1号として議会議員の報酬に関する条例改正案が上程された。渋谷村長は国家公務員給与の改正に準じてこの改正が必要であると述べ、全議員から賛成の声が上がり可決。続いて、議案第2号も同様に特別職の職員給与に関する条例が改正され、議案第3号と第4号では国民健康保険条例とその関連法の改正案がおこなわれた。

重要な事項である令和4年度の一般会計予算も審議された。歳入歳出の総額は50億8279万8000円と定められ、これには村税や国庫支出金などが含まれ、次年度に向けた重要な施策が盛り込まれた。

これら多くの議案が原案通り承認され、予算特別委員会の設置が決定されるなど、会議は順調に進行した。議長の池田望氏は、今後も住民サービス向上に向けて取り組むことを確認し、会議を終了した。

議会開催日
議会名令和4年第1回小笠原村議会定例会
議事録
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