令和3年鳴門市議会第4回定例会が開会し、様々なテーマが議論された。
特に、三津良裕議員による市政に対する一般質問が注目を集めた。彼は安全安心のまちづくりに関して市道の安全確保について取り上げ、特に横断歩道の消えかけた白線の危険性を指摘した。「横断歩道の白線が薄れていると、初めて通る人には認識できない。」「停止線が消えかかること自体が危険だ。」と述べ、早急な対策を求めた。
更に、三津議員はカーブミラーやガードレールの設置基準についても質問を投げかけ、現状の問題点を強調した。「市道での安全確保のためには基準が必要であり、適宜更新が求められる。」と強調した。
また、水道事業についても言及があり、妙見山配水池の耐震状況が懸念されていることを明言した。議員は「多くの施設で耐震化が進んでいる中、妙見山配水池が未だに耐震性が不十分という事実は大きなリスクを孕んでいる。」と訴えた。
この配水池は1967年から運用されており、現在では約4,350世帯に水道水を供給している。耐震診断の結果、現状では耐震性能に問題があることが判明しており、今後の取り組みが迫られている。