令和6年6月26日に開催された令和6年鳴門市議会定例会では、様々な議案が審議された。
特に注目されたのは、令和6年度一般会計補正予算に関する議案である。これに関して、藤田茂男総務文教委員長は、委員会での慎重な審査に基づき、原案通りの承認を求める旨を報告した。今回の補正予算は、能登半島地震の被災者に対する特例措置として、住民税の改正を含む重要な内容が含まれていた。
議案第43号の審査においては、委員から控除額計算方法に関する質疑もあり、理事者は具体的な計算方法について詳細に説明。議会では全会一致で承認された。
また、教育長の任命に関して市長の泉理彦氏は、阿部孝弘氏の任命理由について、豊富な教育経験を持つことを強調した。議会は満場一致で同意し、阿部氏が新しい教育長に任命される運びとなった。
次に、人権擁護委員の推薦が行われ、中野幸一氏の後任として吉田ちはる氏が推挙された。市長は、吉田氏が地域貢献に尽力している点を評価。これも議会で満場一致にて承認された。
さらに、後期高齢者医療広域連合議員の選挙については、副議長からの提案に基づき、東谷伸治氏が指名され当選が決まった。これらの重要議案の審議を通じて、議会の円滑な運営がなされた。
最後に議長の東谷伸治氏は、これまでの審議への感謝を述べ、次回の定例会に向けての議員の健康管理を呼びかけた。議会は無事、全ての案件を議了し、閉会となった。