令和元年第2回鳴門市定例会が本日開会し、複数の議案が上程された。
今回は、補正予算案を含む主要11議案と8つの報告案件が議題である。
市長の泉理彦氏は、定例会で署名議員の指名を行い、会期の日程を決定した。
その後、議案第37号から第47号までの一括審議が行われ、特に平成30年度の一般会計補正予算についての発言が目立った。
泉市長は、予算に関して地方譲与税や交付金が確定した点を強調し、歳出については不必要な準備金の減額を行ったと述べた。
今回の補正予算の補正額は、9190万1千円となり、補正後の予算は243億5千590万1千円となる。他にも税賦課や介護保険の条例改正が行われる。
これに続き、新たに災害時の市税減免条例の改正、火災予防に関する条例改正、重度障害者への医療費助成条例の改正も報告された。これらの議案は、迅速な施行を意図して提出された。
また、今定例会で注目されたのは、特に観光業促進やスポーツイベントの振興に向けた市の取り組みである。
市長は、ゴールデンウィーク中における観光客の増加を受け、地域経済の活性化を図るための具体的な施策を今後も推進すると力強く述べた。特に鳴門市で行われる各種イベントが、その一助となることが期待される。
さらに、地方自治法第121条に基づく出席者の職名、氏名一覧が配布され、市のリーダーシップが明確になった。出席者には市長や副市長の他、多くの職員が名を連ねており、鳴門市の成長に向けた強い意思が感じられる。
全21名の議員が出席しており、議決に対する賛同が期待される。今後も議案は委員会に付託され、詳細な審議が進められる予定である。議会は、引き続き市民の声を反映しながら、実効ある政策づくりに努めていく方針だ。