令和3年9月8日、鳴門市議会は第3回定例会を開催した。
会議では、議長の林勝義氏が開会を宣言し、日程に沿って進行された。
初めに、会議録署名議員の指名が行われ、橋本国勝氏と野田粋之氏が選ばれた。
次に、会期の決定について、9月30日までの23日間とする提案に異議がなく、承認された。
市長の泉理彦氏が所信表明を行い、現在の行政の課題を強調した。
特に、新型コロナウイルス感染症や豪雨被害に対する対策について市民の協力を求めた。
また、新型コロナウイルスワクチン接種の進捗状況を報告し、全体接種率が県や全国の平均を上回るとし、安心を込めた。
議案として、議案第48号から第55号までの8件が一括審議され、特に令和3年度一般会計補正予算の承認が焦点となった。
この補正予算は、総額14億7,417万7,000円で、コロナ関連や観光事業の支援が盛り込まれている。
泉市長は、「緊急支援策第13弾を盛り込んだ」と述べ、市民生活への影響軽減を目指す意図を示した。
報告第8号では、鳴門市観光コンベンション株式会社の経営状況についてが提起され、観光業が影響を受けることが共有された。
さらに、自治振興会の活動や新型コロナウイルスにおける対応策について詳しく述べられた。
特に、地域経済や観光業への支援策が重要視され、地域の活性化に向けた政策が展開される見込みである。
この定例会では、議会として、市長の提案を受け、様々な視点から意見を交わしながら、今後の課題解決に向けた決定が求められている。