令和2年9月17日、鳴門市議会にて会議が開催された。
市政に対する一般質問が行われ、平塚保二議員が水環境施策に関して質問をした。彼は、下水道整備問題を通じて、鳴門市の水環境施策の見直しを求めている。
政治の場での彼の意見は、市民の代弁者として重要な役割を果たしていると考えられている。
具体的には、平塚議員は下水道整備の加入率や水洗化率について問いたいと述べた。経済建設部長の西上昭二氏は、下水道供用開始区域内の人口は6,025人、接続人口は2,478人で水洗化率は41.1％と報告した。これにより、全体の接続人口比率が4.4％にとどまっていることにも触れており、減少する人口と整備区域の拡大を念頭においた施策の見直しこそが求められている。それに対し、平塚議員は、納税者目線での責任ある答弁を促進している。
また、議案第62号及び第63号についても提案がなされ、泉理彦市長は小中学校校内通信ネットワーク構築業務に関する工事請負契約の締結を議会に求めた。これは、教育環境の向上およびIT化の一環として重要な議案であり、議会では多くの賛同が得られている。
議会での質疑の後、下水道事業についても厳しい現状が伝えられた。市長及び副市長の給料の特例に関する条例や市民会館の条例廃止など、議案は多数提案され、プレッシャーの中、迅速な決断が迫られる。特に、予算の組替えや市民の納税負担の軽減に対する市長のリーダーシップが期待されている。
最後に、平塚議員は水環境施策及び合併処理浄化槽の転換促進策の必要性を強調した。