令和3年12月27日、鳴門市議会の臨時会が開催され、議長や副議長の選挙が行われた。この臨時会では新たな役員の選出が重要な議題とされ、議会改革が期待される中でのスタートとなった。
議長選挙では、東 正昇議員が14票を獲得し新議長に選出されることが決まった。議長選出後、東議員は「議長就任にあたり、責任の重さを感じている」と述べ、市民の期待に応えるため尽力する姿勢を示した。
さらに、副議長選挙では潮崎 憲司議員が選出され、8票を得る結果となった。潮崎議員は、今後の議会運営において新型コロナウイルス対策や各世代の活動を支えるよう努める考えを示した。
監査委員の選任に関しては、圃山 俊作議員が適格者として提案され、全員一致で賛同を受けることで承認された。泉 理彦市長は、圃山議員の豊富な知識と経験を高く評価し、今後の市政発展に寄与することを期待していた。
また、令和3年度鳴門市一般会計補正予算の専決処分についても議論が行われ、聞き取りなども通じて十分な説明が行われた。議員からは「新型コロナ対応が求められる中で迅速な措置が必要である」との意見が出され、議会内における合意を得て承認された。
この臨時会を通じて議員たちは、新たな課題を前に団結し、市民に信頼される議会作りを目指す意気込みを示しており、今後の活動が注視される。