令和5年12月20日に行われた鳴門市議会の第4回定例会では、議長及び副議長の選挙を含む重要な議題が取り上げられた。
まず、議長の山根巌氏が辞職願を提出し、議長職を退任した。議会は直ちに選挙を行うことを決定し、後に東谷伸治氏が新議長に選出された。これにより、議会の運営体制の刷新が図られる。
東谷新議長は、議会改革の実施を明言。一般質問の一問一答方式の導入や委員会での自由討議を検討する意向を示した。さらに、放送や傍聴の改善にも取り組む方針を打ち出し、議員たちに協力を呼びかけた。
続いて、副議長の辞職も許可され、これに伴う副議長選挙では高麗裕之氏が選ばれた。高麗氏もまた、議会の円滑な運営と市民からの意見を重視すると述べた。
議長及び副議長の就任に際し、市長の泉理彦氏はお祝いの言葉を贈り、新たなリーダーシップへの期待を表明した。また、議会の役割の重要性を再確認し、今後の市政への貢献を促した。
この定例会は、閉会前に報告事項として、常任委員会及び議会運営委員会の委員選任が行われ、議席の変更も議題にのぼった。議会の運営における透明性と効率性向上を目的とした取り組みが進んでいる。
今後も、議会と市政の連携を強化し、地域の課題解決を目指す取り組みが続く。さらなる市勢の発展に向けた議論が期待される。