令和3年鳴門市議会の定例会が行われ、水環境施策とボートレース事業の重要な進捗が報告された。
平塚保二市議は、特に水環境施策の必要性を強調した。
新型コロナウイルスの影響で多くの市民が関心を持つワクチン接種状況には触れず、身を切る改革に議員報酬の時限措置を提案した。具体的には、過去に行った提案を例に、議員数削減に賛成できない理由があると述べた。「水環境施策は非常に重要で、議員や職員が模範を示さない限り市民は納得しない」と発言した。
また、彼は水環境関連での市の施策についても提問を行った。
これに対し、経済建設部長である浜原宏一氏は、下水道の加入促進に努めていると応答。しかし、現在の加入率は42.5%であり、さらなる向上が必要であることを認識している。
一方、モーターボート競走事業については、収益が市の経済に及ぼす影響を評価した。
浜原氏は、ボートレース鳴門の経営改革が進んでおり、昨年度は約36億円の純利益が確保されたと述べた。在宅での影響を踏まえ、経営戦略の見直しを進めるとのこと。
市議会では、ボートレース事業が過去の経緯に基づき地域経済を支えてきたことを重視しており、地域活性化につながる施策が検討され続けている。平塚市議は、議員生活の集大成として駆け引きを行い、今後の鳴門市の発展に希望を持つ内容で締めくくった。
議会は今後、各議案についての審査を委員会に付託し、7月の次回議会に向けた準備を進めることになる。水環境施策とボートレース事業の重要性を再確認し、市民生活向上を目指す意義が議会で強調された。