令和4年10月17日の三好市議会臨時会議で、重要な議事が進行した。
議長の西内浩真君が開会を宣言し、本日の議事日程が示された。議題には、会議録の署名議員指名、諸般の報告、市長提案理由の説明、そして2022年度一般会計補正予算が含まれる。
高井美穂市長は、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、議案第62号「2022年度三好市一般会計補正予算」について説明した。
この予算案には、住民税非課税世帯等への緊急支援給付金及び台風14号による災害復旧に向けた予算が組み込まれている。具体的には、非課税世帯への5万円の給付が提案されている。これについて、水道光熱費の高騰が経済支援において重要であると強調した。
また、議案に関する質疑応答も行われ、美浪盛晴議員は給付金の生活保護世帯への適用について疑問を呈した。地域福祉課長の細田博樹氏は、生活保護世帯も条件を満たすため対象になると回答した。
さらに、災害防止対策として提案された井川町の落石対策工事に関しても多くの議員が質問した。大柿兼司議員は、工事費の妥当性と工事範囲について指摘し、慎重に対応するよう求めた。工務課長の小松輝夫氏は本工事として対応する現状を説明した。
議会は、全ての議題について異議なしとし、議案第62号は原案通り可決された。これにより、地域の経済支援と災害復旧が迅速に実施される見込みだ。高井市長は、今後も市民生活を守るための方策を講じる意向を示した。
臨時会議は、議論の結果を踏まえて結論に達し、スムーズに散会された。市庁舎は新型コロナウイルスに対する対策を行いつつ、議会運営にあたった。