令和元年の三好市議会6月定例会議において、議員らが市の重要な施策について議論を交わした。特に注目を集めたのは、大型連休の対応や受動喫煙防止策についての意見である。
大型連休についての市の評価は、過去に例を見ない長期の休日であったが、職場や業種によっては利用者ニーズが十分には把握されていなかったと述べられた。保護者が預ける場所を確保できなかった事例も報告されており、今後は大型連休時における支援体制を検討する必要性が指摘された。連休期間中の児童相談所との連携事例はなかったが、今後の対応策が求められる。
たばこ対策に関しては、改正健康増進法の施行に伴い、三好市でも受動喫煙防止策を積極的に推進する方針を示した。専門機関との連携を通じて、地域の皆さんに健康被害について啓発を進めるとともに、助成金制度なども活用して施設の改善を図っていく必要がある。
男女共同参画については、三好市の男女共同参画基本計画が見直され、特に女性などの社会参画を強化するための施策が位置づけられた。市民アンケートを通じて、現状の課題を把握し、今後の取り組みには各種団体や企業との協力を促進することが強調された。特に女性が防災計画に参画する必要性が指摘されており、これを実現するための方策が検討されている。