令和元年12月2日、三好市議会の12月定例会が開会した。
議長の立川一広氏は、会議開始前に故西谷清議員への追悼を行い、参加者全員で黙とうを捧げた。
市長の黒川征一氏は、行政報告において、今会議の開催に対する感謝の言葉と、先月の西谷議員の訃報に対する哀悼の意を表した。彼は西谷議員の功績が市民の心に刻まれ続けることを強調した。
日程では、複数の報告と議案が取り上げられた。
特に、会計年度任用職員制度に関わる議案は注目されており、宇治川栄治総務部長は、条例の制定と改正について詳細に説明した。これにより、臨時職員の給与などが明確に規定され、適切な運用が図られることになる。
また、議案第70号では、2019年度の一般会計補正予算が承認され、2億4950万6000円が追加され、総額は259億4929万7000円に達する見込みである。
この補正予算には、施設整備費や観光施設管理費などが含まれており、今後の市政運営に大きく寄与することが期待されている。
さらに、水道事業の改正も行われ、水道料金の見直しが進められることになった。これにより、より公平な料金体系を目指すことが目的とされ、地域住民の反応が注目される。