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三好市議会、学習者用コンピュータ機器整備事業に7,898万円の契約

三好市議会では、令和2年度学習者用コンピュータ機器整備事業に7,898万円の契約を可決。
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令和2年12月1日に開催された三好市議会では、重要な議案が一斉に審議された。

特に注目されたのは、議案第76号である「令和2年度三好市学習者用コンピュータ機器整備事業の物品購入契約」である。市長の黒川征一氏は、この契約の目的について「学習用コンピュータ機器を導入し、全ての児童生徒が1台ずつ利用できる環境を整える」と述べた。導入予定台数は1,525台、契約金額は7,898万円で、納入先はマナベ電気株式会社となる予定だという。

また、議案第77号では「三好市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例」の内容が説明された。環境福祉部長の田中一幸氏は、改正の理由として「国の法改正を受け、特例基準割合の変更を行う必要がある」と強調した。これにより、高齢者医療の健全な運営を促進する狙いがあるとされる。

さらに、議案第78号の国民健康保険税条例の改正では、減額措置の所得基準を引き上げる点に焦点が当てられ、多くの世帯が恩恵を受ける見込みである。これにより、生活困窮者への支援が強化される。

議案第88号では「一般会計補正予算」が提案され、歳入歳出の総額にそれぞれ3億2,166万円が追加される。この補正予算は、消防団の新築事業やCOVID-19対策を含む幅広い内容が含まれており、特に「Go To秘境三好市トラベルキャンペーン」に7,000万円が当てられることが注目されている。市長は「キャンペーンを通じて観光回復を図る」と述べ、市の観光業界への支援を強調した。

議案に対する質疑応答にも花が咲き、特にコンピュータ機器の導入に関しては、吉田和男議員から「家庭への持ち帰り使用の可否やインターネット環境に関する懸念」の質問があった。教育次長の近藤一樹氏は、「もともと家庭に持ち帰らない方針だが、万一の場合の試行は考えている」と答え、教育環境の整備に対する真摯な取り組みを示した。

議案第76号は、さらに討論の末、全会一致で可決され、今後の教育支援が実現することが期待されている。議会はこの日をもって、合計15議案の審議を終了した。次回の定例会は12月8日に予定されており、一般質問が行われる予定である。

議会開催日
議会名令和2年12月三好市議会定例会議
議事録
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