令和3年12月9日、三好市議会は一般質問を行い、主に新型コロナウイルスワクチン接種の進捗と防災対策について議論した。
この会議の中で高橋 玉美議員は新型コロナウイルスワクチン3回目接種に関する詳細を問うた。具体的にはファイザー社製ワクチンの使用や接種対象の年齢について確認を求めた。高橋議員は「18歳以上が対象で、65歳以上は3月以降、64歳以下は5月以降に接種が予定されている」との答弁を得た。
また、接種に関して健康被害の報告があるかどうかも尋ねられ、現在のところ1件の申請があり、調査が行われていることが伝えられた。感染対策についても挙げられ、クラスターの発生が抑えられている現状に安心する一方で、冬季の感染症対策の重要性を強調した。市は、引き続きマスク着用や手指消毒を徹底し、市民への啓発を行っていくとした。
さらに、接種会場へのタクシー利用の継続についても説明があり、申込方法の周知を図る考えが示された。特に、高齢者を意識した対応が求められる中、わかりやすい情報提供が必要になると議員は強調した。
防災のまちづくりについての議論も展開された。高橋議員は、地域での水資源管理や公共施設の対応を改めて問うた。滝川重夫 環境福祉部長は、未給水地域における水道施設の管理について触れ、職員や地域住民が協力して問題に対応し、必要なインフラ整備が進められていることを説明した。