令和4年11月30日、三好市議会にて第5回臨時会議が開催された。
この会議では、市長の高井美穂氏が提案した議案の数々が審議された。
主な議題には議員報酬の改正や職員の給与に関する条例、一般会計補正予算が含まれている。
まず、日程第1では市長がごみの袋の欠品による臨時措置について報告した。
新しいごみ袋が調達できていないため、旧のごみ袋の使用を認める対応が取られる。
次に、日程第2に移り市長が議案の提案理由を説明した。
報告第22号では、損害賠償の額の決定と和解について言及した。
発生した損害の原因として、山側からの落石による車両の損傷が報告されている。
それに続き、議案第64号では三好市議会議員の報酬に関する条例の改正が提案された。
この改正は国の法律改正を考慮し、議会議員及び特別職の職員の期末手当の支給割合を引き上げるものである。
質疑応答では、美浪盛晴議員が新旧の改正前と改正後の率について具体的な説明を求めた。
宮内一也秘書人事課長がその内容を詳しく解説した。
次の議案第65号では、三好市職員の給与に関する条例の改正が提案され、人事院勧告を基に職員の給料及び勤勉手当の引き上げが説明された。
これにより令和4年度の職員の初任給名等が引き上げられる。
また、議案第66号では2022年度一般会計の補正予算が報告され、職員給与の変更に必要な予算約997万2,000円が盛り込まれている。
続いて、議案第67号において国民健康保険特別会計の補正予算も同様に議論された。
最終的に、すべての議案が原案通り可決され、高井市長が閉会をもって挨拶し、今後の市政への協力を求めた。
これにより三好市の職員の給与が3年ぶりに引き上げられることとなる。