令和3年6月1日、三好市議会の6月定例会が開かれ、重要な議案が提案された。今回は新型コロナウイルス感染症に関連した予算の補正が目立った。市長の黒川征一氏は、感染予防対策の徹底とワクチン接種の重要性を強調した。
市長は、コロナウイルス感染症による影響を軽減するため、生活支援特別給付金の支給を発表した。この支援金の対象は、低所得の子育て世帯で、1人当たり5万円が支給される予定である。
議案第34号として提出された三好市国民健康保険税条例の改正は、市民の納税に関する特例措置を継続する内容である。市民税の非課税措置についても見直しが行われ、府県の指導に従った改正がなされた。これにより、多くの市民が影響を受けることが予想される。
また、同定例会では2021年度三好市一般会計補正予算(第4号)も提案され、歳入歳出の総額は250億1,456万円となる。具体的な歳出項目としては、ウォータースポーツ推進事業や橋梁修繕費などが含まれている。市の産業振興やインフラ整備が図られることが期待される。
今後も、議会では市民生活の向上を目指すさまざまな施策が議論され、コロナ対策とともに、地方創生の取り組みが進められる見通しだ。市長は、最後に市政運営に対する理解と協力を求めた。市民と議員の協力がこれからの三好市の発展には不可欠である。