今月、令和4年12月定例会議が三好市で開催され、様々な議案が上程された。
市長の高井美穂氏が新型コロナウイルスに関する現状を報告した。
感染者数が増加していることから、引き続き市民への感染防止対策の協力を求めた。特に、オミクロン株対応のワクチン接種を進めており、今月で集団接種を終了する旨も伝えた。
また、今後の新年度予算は、日本国が示す新しい資本主義の実現に向けた施策に基づくものになるという。これにより、地域の特性を活かした持続可能な社会の実現が目指されていく。高井市長は、「全ての市民が生き生きと暮らせる環境を整備する」と述べた。
加えて、ユネスコ無形文化遺産に登録された「風流踊」の取り組みも重要な話題となった。この文化が地域の地域住民にとって新たな誇りとなり、今後世界に向けて広がっていくことが期待される。高井市長は、「新たな課題に対しても、地域と連携しながらカバーしていく」と強調した。
議案については、多くの予算修正案も提案された。
一般会計の補正予算では、歳入歳出それぞれ276億5,745万円とされ、今回の補正は、特に選挙経費や教育の環境改善に向けた取り組みを含んでいる。この内容は、今後の審議を通じて細部が調整される見込みである。
議会では、職員の定年引き上げや多目的集会施設の改正も議題に上がり、これらに関しても慎重な議論が求められる。特に、職員の定年を段階的に65歳へ引き上げる提案については、多くの議員から注目が集まっている。
本定例会議は12月21日まで予定されており、今後の動向にも注目が集まる。議会内での審議を通じて、市の改善施策が着実に進むことが期待され、市民の安心と安全の確保が優先されることが強調されている。