令和2年12月10日、三好市議会の定例会議が行われ、重要な議案が審議された。
特に後期高齢者医療に関する条例改正や、国民健康保険税条例の一部改正が大きな話題となった。
議案第88号では、2020年度一般会計補正予算が提案され、吉田和男議員がその内容について疑問を呈した。
補正予算の中で、1,372万5,000円の増額が示されており、これは国からの交付金請求上限見込額に基づくものである。
市民課長の大西利恵氏は、詳細な説明を通じて、今後の見通しについても言及した。
また、児童福祉費に関連する職員手当の補正についても言及され、こちらも新型コロナウイルスに起因する業務増加が主な理由とされている。
議案第91号では、三好市国民健康保険市立三野病院の特別会計補正予算が提案され、マイナンバーカードの医療機関での利用に関するシステム改修費用が計上された。今回は、平成3年3月から健康保険証としての利用が始まるとされ、三野病院事務長の平尾壮作氏がその背景を説明した。
さらに、請願や陳情も議題に上がり、「女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める意見書」が提出された。
日にちは未定ながら、今後の委員会では付託案件の審査が行われる予定である。
今期定例会の最終日には、結果に基づく採決が行われる見込みだ。