令和4年第4回さくら市議会定例会が12月1日に開催された。会議の冒頭、臨時議長である矢澤功氏が出席議員の紹介を行い、議会の開会を宣告した。
本定例会は、一般選挙後の初議会だ。このため、議長の選出が最も重要な議題として取り上げられた。
臨時議長の矢澤功氏は、選挙方法として指名推選を提案し、議員から異議がないことを確認した後、福田克之議員を指名した。議長選挙において、福田議員の当選が決定した。
福田克之新議長は就任の挨拶で、社会問題解決に努めることを表明した。「市民の皆様にとって開かれた、分かりやすい議会ができるよう、議員全員で知恵を出し合い、議論を重ねていく」との意気込みを伝えた。
次に、副議長の選出が行われ、こちらも指名推選によって高瀬一徳議員が選ばれた。高瀬副議長は、依然として収束しない新型コロナや物価の高騰に触れ、市議会として市民に寄り添う姿勢を強調した。
また、常任委員会の委員も選任され、総務常任委員会の委員長には大河原千晶議員が選定された。一方で、文教厚生常任委員会の委員長には笹沼昭司議員、建設経済常任委員会には小堀勇人議員がそれぞれ選出された。今後は各常任委員会の委員長と副委員長が互選で決まる予定だ。
議会運営委員会の選任も行われ、石岡祐二議員が委員長に就任することが決定した。議会広報委員会の委員長には高瀬一徳議員が就任し、地域の情報発信に向けた活動が期待されている。
最後に、月内の会議体制が整い、氏名不詳の議員も含め、全議題が円滑に進行することが強調された。議会は市民の信頼を受け、課題解決に向けてその役割を担っていくことが強調された。