令和元年第5回野木町議会定例会が9月20日に開催された。
この会議では、複数の議案が審議され、主に平成30年度の様々な歳入歳出決算が報告された。
議案第7号では、予算決算常任委員会に付託された平成30年度一般会計決算の認定についての議論が行われた。
委員長を務めた針谷武夫議員は、第三者委員の立場から説明を行い、質疑には複数の委員が参加した。
特に、総務課所管の県防災行政ネットワークシステムの整備について、経費に関する質疑が取り上げられた。
針谷議員は、光回線と衛星回線の利用状況についてと説明の上、維持管理への負担金の構造についても触れ、具体的な問いを投げかけた。
また、委員からは、ふるさと応援寄附金事業や企業誘致の奨励金制度に関する質問も上がった。
サポートセンター改修工事に係る予算についても、多くの意見が寄せられた。議員は、過去の工事契約が高額だったことを挙げ、今後の予算編成の見直しを提案した。
特に宮崎美知子議員は、議案第7号への反対意見を述べ、女性労働者に対する人件費削減策についての批判を展開した。在職中の女性の扱いに関する懸念を示す発言が目立った。
このような質疑の後、各議案に対する採決が行われ、平成30年度の各種決算の認定が原案通り賛成多数で可決。また、令和元年度の補正予算案に対する各議案も全て認定された。
議会として一連の審議を経て、今後の行政運営がスムーズに行われることが期待される。