令和4年6月の定例会において、市政に対する一般質問が行われた。議員が多様なテーマについてそれぞれ意見を述べ、執行部が回答を行う形式で進行された。
まず、交差点改良についての質問があり、特に東大宮に抜けるハレノテラス前の交差点では朝夕の渋滞が激しいことが問題視された。これに対し、松下議員は右折専用レーンの設置を提案し、地域の交通状況の改善を求めた。これに対して、都市局長は交通管理者と協議し、現状の交通調査を進めることを明言した。
次に行われたのは交差点における巻き込み事故防止についての質問で、特に東大宮駅入り口交差点では通行する歩行者や自転車が巻き込まれる事故が発生しやすいと指摘された。教育長は、現場診断を行い歩車分離信号機の要望をすることを強調した。
また、通学路に関する交通安全対策についても言及され、特にガードレールや歩道整備の必要性が訴えられ、今後の対応についての具体的な意見が交わされた。
さらに、受動喫煙防止に関する質問が続き、教育長は学校における健康的な環境の維持が重要だと回答した。しかし、教職員の喫煙に関する情報が不十分であり、市民への影響についても配慮する必要があると認識されていた。
アフターコロナ社会に関する議論も交わされ、学校における感染防止策が大切であるとしながらも、子供たちの教育機会が失われないように努力する姿勢が求められた。市長は、今後も状況を見ながら適切な判断をしていく考えを示した。
また、見沼田圃の利用状況についても話題に上り、ソーラーシェアリングの導入や市民農園の設置について提案が行われた。都市局長は、見沼田圃での様々な利用についても前向きな姿勢での検討を約束した。