令和5年12月21日、桶川市議会で行われた定例会において、 江森誠一議員がコミュニティ拠点整備に関する質問を行った。江森議員は、日出谷地区に仮庁舎跡地における新しいコミュニティセンターの設置を強く求める意向を示した。
江森議員は自らの地元小学校が懸命に行った自由研究コンクールで入賞したことなどを紹介しつつ、日出谷地区におけるコミュニティ拠点の重要性を強調した。また、具体的な質問として旧分庁舎に関する利用状況、今後の活用計画、公共施設整備に向けた市民アンケートの詳細を求めた。
これに対し、川辺吉展企画財政部長は、旧分庁舎は現在保管所として使用され、近未来に解体を予定していると回答した。アンケート調査に関しては468名が回答し、地域交流や子育て支援機能に対する高いニーズが見られたと述べた。
次に、江森議員は公園や緑の拠点整備についての質問に移り、市内に予想される5か所の公園整備計画の詳細を質問。沖田圭一都市整備部長は、各公園の遊び場整備についての重要視する点と住民からの苦情について市としての対応の方針を示した。その中で特に、子供たちの遊び場の確保が市民からの強いニーズであると付け加えた。
江森議員は再質問を通じて、地区内の公園整備の衝突を提起し、具体的な計画の重要性を強調するなど、実現に向けた期待感を表わした。さらには、保育所の仮設工事や地域内での居場所の整備についても質疑し、行政として多様な要望に応えて行くべきとの見解を求めた。
最後に、教育部門でも質疑が行われ、現行の部活動の地域移行に伴う教職員の役割や生徒の主体性向上について意見が交わされる中、全体としての学校の部活動の意義や展望についても言及される場面がありました。