令和6年3月1日、三郷市議会の定例会が開かれ、複数の議案に対する質疑が行われた。
議案第3号、三郷市犯罪被害者等支援条例について、佐藤智仁議員は3点の質疑を行った。基本理念に関する内容や市民の責務についての理解促進策を求め、小暮勲市民生活部長は、プライバシーの確保などを強調し、支援体制を整備する方針を述べた。
また、議案第9号では、子ども医療費支給に関する条例の改正が提起された。佐藤議員は受給資格者の定義について質疑し、須賀加奈子ども未来部長は、教育支援が重要であると回答した。
議案第5号、国民健康保険税条例においては、工藤智加子議員が税率変更の理由について詳細な質問を行い、益子敏幸いきいき健康部長が、過去の経緯や増額の根拠を説明した。国の方針に従う形での改定であり、変わらない財政支援と併せ、今後の負担増加の懸念を指摘した。
深川智加議員は、議案第6号、介護保険条例改正について質疑を行い、益子部長は新たな保険料額の根拠を示し、他自治体の状況についても言及した。さらに、基金の取崩しについても明言し、影響の説明を行った。
また、議案第16号に関する佐藤智仁議員の質疑では、一般会計予算について具体的な収支計画や税収見通しが示された。妹尾安浩財務部長は、予算の内容を詳しく説明し、収入の見込みを立てつつ、歳出の改善を図る必要性を強調した。
最後に、議案第14号及び第15号についての質疑が終了し、議案が委員会に付託されるとともに、議長が会議の整理を行った。