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秩父市議会、重要議案が可決 マイナンバーカード利用拡大などをめぐり応酬

秩父市議会にて、マイナンバーカードのシステム変更予算が可決。市長は今後の施策を語る。
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令和5年12月13日、秩父市議会定例会において、各議案が審議され、多くの重要な決定がなされた。

まず、議案第104号から議案第113号までの一括上程が行われ、総務委員長の笠原宏平議員が審査結果を報告した。議案第108号に関連し、歳入に対する質問があり、財務部から「特別徴収義務者が2カ所増加した」との説明があった。市民部に関する質問もあり、影森グラウンドのトイレ工事については「来年度以降になる」との回答が得られた。特に、マイナンバーカードのシステム修正に関する意見が多く、「個人情報保護の観点からも問題である」との懸念が表明された。

討論では、出浦章恵議員が「マイナンバーカードの利用拡大について反対する」と主張し、個人情報保護の重要性を訴えた。対して、清野和彦議員は「当市の業務を円滑に進めるために必要だ」と賛成意見を述べた。最終的に、議案第108号は賛成多数で可決された。議案第114号から第117号も一括採決で原案通り可決された。

さらに、議請第5号の上程が行われ、国へ「改正マイナンバー法を見直し、健康保険証の継続を求める意見書」を提出する請願が審議されたが、不採択となった。この請願に賛成意見もあり、意義ある声が上がったが、最終的には賛成少数により不採択と決定された。

市長からは、議案の可決に感謝し、今後の事業推進に向けて積極的な取り組みを行う旨の発言があった。また、秩父市立病院の建て替えに向けた準備室の設置も言及され、来年度には具体的な計画が進むと予想される。市民との対話を重視した市政運営への取り組みが強調され、今後の動向に関心が高まる。

議会開催日
議会名令和5年12月秩父市定例会
議事録
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