令和5年9月定例会が開会し、会期は10月5日までの35日間と決定された。
議長の松隈清之氏が議事を進行し、会期決定の提案が行われた。議会には異議がなく、会期は本日から10月5日までと正式に決定された。続いて、会議録署名議員が指名され、牧瀬昭子議員と久保山日出男議員が選ばれた。
日程第4には複数の議案が提出された。特に、令和5年度鳥栖市一般会計補正予算(第3号)について、大規模な補正が行われたことが注目される。向門慶人市長は補正予算の概要を説明し、歳入歳出ともに10億4,216万円に及ぶと述べた。これにより、予算総額は328億4,105万1,000円となる。
補正予算について具体的には、自治体DX推進のためのICT環境整備や、公民館の改修、高齢者福祉関連の経費補助が新たに計上された。また、豪雨被害からの復旧経費が定められ、道路や林道の復旧費が含まれた。特に、減債基金への積立についても2億円が決定された。
他にも、国民健康保険特別会計や後期高齢者医療特別会計に関する議案が提出され、各種補正も行われる見込みである。議案の審議が進む中、いくつかの休会日も設けられることが確認された。休会は9月4日から7日までの4日間とすることが議決された。
全体的に、今回の定例会は財政面での積極的な対応が図られ、今後の施策実行に期待が寄せられている。議会はさらなる議論を重ねることになり、さまざまな課題解決が見込まれている。