令和元年9月定例会が本日、開会された。
会期は本日から10月7日までの36日間に決定した。議長の齊藤正治氏が「これに御異議ありませんか」と確認し、「異議なし」との声が上がったため、正式に決定となった。
次に、会議録の署名議員として久保山博幸議員と中村直人議員が指名された。各議案に対する議論が行われるが、重要な議題として議案乙第17号の補正予算についての詳細な説明が行われ、橋本康志市長がその内容を報告した。
市長は、今回の補正予算は、国及び県からの補助に基づき、緊急を要する事業費等を含むものであると指摘。補正予算の総額は5億7,095万9,000円に達し、既決の予算と合わせると265億5,644万9,000円になるとのこと。
主な経費として、児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金、災害救助による見舞金支給、さらには老朽化した真木町若宮井堰の改修費などが計上された。市民生活に密着した側溝や舗装の維持管理も重要視され、市道の整備が行われる。
また、教育費に関しては、市内遺跡の緊急発掘調査に要する経費も補正される。これら一連の施策について市長は「市民が安心して生活できる環境を整えるための予算編成である」と強調した。
その後は休会に関する提案があり、9月3日から6日までの4日間の休会が承認された。議長は、休会による議案調査等の必要性を述べ、議会メンバーの理解を得た。今後の議論に向けて準備が進められることとなる。
本日の日程は無事に終了し、午前10時08分に散会とされた。