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鳥栖市、豪雨災害対策やサクラツツジ保護を議論

令和元年9月の定例会で鳥栖市の江副議員が豪雨被害や公共交通について議論。サクラツツジ保護も重要なテーマに。
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令和元年9月の定例会で、鳥栖市の江副康成議員が行った一般質問では、サクラツツジや桜について、将来の公共交通網、次期ごみ処理施設の整備事業などが話し合われた。特にサクラツツジは県の指定天然記念物であり、その生育状況が懸念されている。江副議員は、勝尾城の近くに自生し、貴重な環境で育っているサクラツツジについて問うた。教育次長の白水隆弘氏は、サクラツツジが日本北限の自生地であり、専門家による調査も進めていると説明した。

次に、江副議員は公共交通の未来についても言及した。地域公共交通をどう発展させるか、特にMaaS(Mobility as a Service)に関連する取り組みについて質問があり、松雪努建設部長は、公共交通の重要性を強調し、将来的に新たな交通網形成を図る考えを述べた。また、九州新幹線西九州ルートについても意見が交わされ、関係者との協議が欠かせないと強調した。

さらに、次期ごみ処理施設整備事業の問題に関しては、責任ある進捗が問われ、鳥栖市の自治体としての立場が重要なのではないかと再認識された。江副議員は新幹線の整備についても触れ、自治体の声を国に届けることの大切さを指摘した。

自治体における災害時の対応についても議論が交わされ、市長の橋本康志氏は、災害時には市民の命を守るために最善の策を講じる考えを示した。特に、今年の豪雨被害の多かったエリアでは、今後の情報発信の強化や迅速な避難指示に関する計画の見直しが求められた。

このように、今回の定例会ではサクラツツジの保護から公共交通の未来、さらにはごみ処理及び災害対策までも幅広く取り上げられ、将来を見据えた重要な議論がなされたことが伺える。各議員の意見や市長を始めとする執行部の考えが交差する中で、鳥栖市のさらなる発展を目指した議論が進むことが期待される。

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議会名令和元年9月定例会
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