令和5年12月の定例会で、重要な議題がいくつか取り上げられた。
特に注目を集めたのは、副議長の辞職及び新副議長の選挙である。議会議長の松隈清之氏は、副議長伊藤克也氏から辞職願が提出されたことを伝え、議会の進行をスムーズに行うために辞職を許可することを諮った。出席者からは「異議なし」との声が上がり、辞職が許可された。
その後、伊藤氏が副議長を辞職したことで生じた欠員を補充するため、松隈議長は新副議長の選挙を行うことを提案した。選挙の方法として、指名推選を採用することも了承され、西依義規議員が副議長に指名された。議会からの承認を受けて、西依氏が新たな副議長として選任されたことは議場に新たな期待をもたらす。西依副議長はその挨拶で、「公正公平な議会運営に努める」と述べ、同時に市民の声を聞いていく意志を示した。
また、会議では日程第1として議会運営委員の選任が行われ、議長提案のもと、数名の議員が委員として選任されることが決定された。この委員会はその名の通り、議会の運営を円滑に進める役割を担う重要な組織である。さらに、常任委員の選任も進められ、各分野における専門的な役割を果たす議員たちが決定された。
休会については、明日12月5日から8日までの4日間を議案調査などの目的で定めることが承認され、また来る週末には市の休日に伴う休会も予定されている。議会は次の段階への準備を進めつつ、市民に対して責任ある行動をしていく姿勢を示していく必要がある。今後の議会の動向が注目される。