令和3年6月15日、玄海町議会で定例会が開催された。
出席議員は全員であり、議長の上田利治氏が開会を宣言した。
本会議では6件の議案が一括議題として提出された。
これには、新しい道路の認定を含む町道に関する議案や、医療費助成条例の改正が含まれる。
予算特別委員会の報告では、田中翔子氏が全員一致で可決されたと述べた。
その後、質疑が行われたが、発言はなかった。
討論も同様に行われず、議案は原案通り可決された。
次に、玄海町議会議員政治倫理条例の制定が議題に上がった。
議会運営委員長の岩下孝嗣氏が提案理由を説明し、倫理観に基づいた議員活動の重要性を強調した。
地方自治体の変動する環境において、議員の責務が自覚される必要があることを訴えた。
この条例は公布日から施行されることも指摘した。
質疑においても意見はなかったため、討論を経て賛成者が意向を示した。
全議案が原案通りに可決され、定例会は散会となった。
議会全体の効率的な運営が見られ、今後の町政発展に寄与する見込みである。
議会の質疑応答制度や討論に対する姿勢が、今後の議会活動にも影響してくるだろう。
このように、議会は市民の期待に応える選択を示した形となる。ただ一点、議員の倫理の確立に向けた道のりが、今後も求められることは間違いないだろう。