令和6年1月5日に玄海町議会で定例会が開催された。
議長の上田利治氏は、最初に令和6年能登半島地震での犠牲者に対して哀悼の意を示し、被災地の早急な復興を祈念した。また、新たな年を迎え、町民と議員に新年の挨拶を行った。町の発展に向けての課題に取り組む姿勢を強調した。
脇山伸太郎町長も挨拶を行い、議会開催に感謝の意を述べた。新たに75歳以上の高齢者への交通災害共済の加入や、AIを活用したデマンド交通の実証実験が計画されていることを報告した。これにより地域交通の利便性を向上させる方針である。さらに、募集した共済の重要性を語り、町民の安全確保に努める決意を示した。
その後、日程に沿って会議が進行した。最初の議題は会議録の署名議員の指名で、岩下孝嗣氏と池田道夫氏が指名された。続いて会期の決定が行われ、会議は358日間とすることが異議なしで承認された。さらに、会議期間も本日1月5日の1日間と定められ、すべての議事が滞りなく終了した。この定例会は、町民の生活向上を心がけた議論を続けていくことを確約する形で散会した。
本定例会では、大規模な自然災害や交通安全に関する施策が取り上げられたことで、地域の安全意識が高まることが期待されている。議会の活動は、町の未来に大きな影響を及ぼすものとされており、今後も注目される。