令和元年第2回玄海町議会定例会が開催された。
記録によると、出席議員は9名であり、議事は円滑に進行した。
会議の冒頭、上田利治議長は出席した議員に感謝の意を表した後、議案が送付されている旨を伝えた。
続いて、会期を6月10日から18日とする案が提案され、異議なしの声が上がり決定された。
通告された日程に従い、まず議長の諸報告が行われ、町長脇山伸太郎氏による行政報告が続いた。
報告内容には、新たな施設の落成や包括連携協定の締結など、地域振興に関する重要な進展が含まれていた。
特に、農業分野における取り組み強化が、今後の地域経済の再生に寄与することが期待されている。
その後、議案第26号の庁舎空調設備改修工事についての討議が行われた。
脇山町長は、契約金額が286,000千円であると説明し、参加業者は3社であったことを報告した。
質疑応答では、議員から消費税の取り扱いについても意見が寄せられ、高橋総務課長が詳細な説明を行った。
最終的にこの議案は原案の通り可決された。
次に、給料月額の減額に関する特例条例が提案され、脇山町長は過去の不祥事を踏まえ、町政に対する信頼を取り戻すための処置だと説明した。
この説明に対し、議員からは監督責任を問う意見が出され、議論を交わしながらも最終的に原案は可決された。
その他にも、専門的な条例改正や予算関連の議案が続いて提出され、町民に寄り添った行政運営を目指す姿勢が伺えた。
各種条例の改正により、地域の福祉や防災体制の向上が期待されている。
また、令和元年度一般会計補正予算の詳細も提案され、議会での承認を受けた。ガイドラインに基づいた透明性の高い審議が行われたことにより、議員と執行部の連携強化にも繋がっている。
議事は、すべての案件が終了したとされ、上田議長により散会が宣告された。