令和4年玄海町議会定例会8月会議が開催された。
本会議では、さまざまな議題が議論されたが、特に重要な議題として令和4年度玄海町一般会計補正予算についての審議が注目を集めた。
脇山伸太郎町長は、補正予算に関し、歳入歳出の総額にそれぞれ112,858千円を追加し、9,062,938千円とする内容を提案した。これは、新型コロナウイルス感染症や原油価格・物価高騰への経済対策が主な目的である。
具体的には、歳入の増額として、ふるさと応援寄附金基金から79,858千円を計上し、また、商品券の発行を行うことで地域産業の活性化を図ることを説明した。脇山町長は、「住宅の支援策として、10千円の商品券を発行し、地域経済を支えていく」と述べた。
議論の中で、プレミアム付き食事券の発行方法についても説明が行われ、具体的な配布方法について質疑応答が続いた。小山善照議員は、過去の配布方法において不公平感があったことを指摘し、今回の配布が円滑に行われるよう町民への周知を呼びかけた。鈴木博之企画商工課長は、今後の手続きについて具体的に説明した。
会議の最後には、補正予算に関する討論が行われ、参加議員は一斉に賛成し、原案のまま可決された。今後の町政運営において、この補正予算がどのように影響を与えるか、自治体全体の注目が続くことが予想される。
最後に、議長の上田利治氏が会議を散会する旨を告げ、委員たちを労った。全体を通して、議会の運営が円滑に進められたことが確認できた。