令和5年9月7日、玄海町議会は定例会を開催。
会議では、令和6年に行われるSAGA2024国民スポーツ大会に関連し、特に相撲競技に関する準備状況が議論される。教育長の岩崎一男氏は、大会準備が順調に進んでいることを強調した。特に、社会体育館や町民会館などの施設がユニバーサルデザインに対応し、快適に利用できるよう工事が進められていることが述べられた。
一方、一般質問では、前川和民氏がためらいながらも、ガソリン価格の高騰への懸念を表明し、特に地方での自動車利用に対する影響を強調した。さらに、政府による価格調整策への期待も示されつつ、地域住民の暮らしを支えるための具体的な行動を求めた。
特に原子力政策についての質問が議論され、松本栄一氏が高レベル放射性廃棄物処理の現状や文献調査の受入れについて問う。町長の脇山伸太郎氏は、原子力発電所の重要性を認めつつも、最終処分場の設置については、その必要性と現実的な条件を考慮する必要があると答えた。また、地元の漁業者に相談する姿勢を示しつつ、具体的な動きはまだなく、今後の課題進捗を注視していると述べた。