令和4年玄海町議会定例会が開催され、重要な議案が審議された。
特に、会議では多くの事務委託に関する議案が提出され、地域の行政体制の強化が図られることとなった。
町長の脇山伸太郎氏は、議案第3号について「玄海町固定資産評価審査委員会委員の選任につき、後任者の選任が必要」と述べ、同議案の承認を求めた。
さらに、諮問第1号と第2号では、それぞれ八島一郎氏及び前田和之氏を人権擁護委員候補者として推薦することが審議され、全会一致で支持された。
議案第4号では、玄海町と唐津市のし尿処理業務に係る事務委託について、脇山町長が「今後も持続的な事務実施が可能となるよう適正化を図る」との見解を示した。
その後、議案第10号から第25号までの議案や予算案についても、議会の意見を受け付けながら討議が進められた。
これには、第4年度の一般会計予算が含まれ、前年度の予算と比べ約10%の増加が見込まれた。
その主な理由として、ふるさと応援寄附金の好調な増加や、国のスポーツイベント開催に伴う施設改修が挙げられた。
また、脇山町長は「地域の活力を高めるため、多岐にわたる施策を着実に進めていく」と強調し、財政健全性の維持にも努める意向を示した。
これにより、町民へのより良い行政サービスの提供が期待される。また、本定例会においては、地域の災害対策や安全対策についても重要視されている。
さらには、今後の議会運営や地域の未来に向けたビジョンも話し合われ、町の発展と住民の生活向上を目指す動きが見受けられた。
今後も、町民と共にある町政は引き続きフォーカスされる。