令和5年10月6日、玄海町議会の定例会が再開され、様々な議題が審議された。
会議ではまず、議事日程に基づいて会議録署名議員の指名が行われた。議長の上田利治氏は、署名議員として山口寛敏氏と前川和民氏を指名した。続いて、10月6日一日間の会議期間が決定された。
次に行われたのは、報告第3号についての質疑である。これに関して脇山伸太郎町長が発表した。報告の内容は、郵便料未払いに関する損害賠償額を決定したもので、相手方は日本郵便株式会社唐津郵便局である。損害賠償額は14万5,986円であり、その内訳として347円が遅延利息となる。町長は、関係者や町民への謝罪と再発防止に努める旨を強調した。
続いて、報告第4号が行われた。こちらも町長からの報告があり、国民健康保険特別会計の補正予算に関する内容である。損害賠償額に基づく補正が行われ、現計予算の範囲内で調整された。
次は報告第5号に関する質疑が行われた。これも町長が説明を行い、9月14日の豪雨による災害に対する応急工事が必要であると判断され、一般会計の補正が提案された。この補正も既存の予算内での調整が求められた。
最後に、議案第57号が取り上げられた。町長は、令和5年度一般会計補正予算の提案理由を説明した。歳入と歳出がそれぞれ31万円追加され、補正後の総額は111億5,868万7,000円となる。地域振興を目指すための様々な取り組みが紹介され、特に水産業振興が重要視された。
このように、各議題においては適時質疑応答も行われ、町長・町議員が具体的な再発防止策や事業内容についての意見交換がなされた。最終的には、議案は全員賛成により可決され、会議は29分に散会した。