令和2年9月17日、玄海町議会は定例会を開き、数件の議案を審議した。
本日の会議では、出席議員が全員一致で最低限の決議を承認したことが特徴である。
この定例会では、主に国民健康保険税条例や道路占用料の改正が議題となった。
議案第51号から第56号までの6件に関して、予算特別委員会長の中山 昭和氏が報告を行い、前向きな結果が得られた。
その中で、議案第51号の国民健康保険税条例の改正についての説明があり、
「全員一致をもって可決されました。」と述べた。
次に、議案第57号から第62号に関しても、同様に決算特別委員長の井上 正旦氏が報告し、
「全員一致をもって可決及び認定されました。」とのこと。
こちらも新型コロナウイルス感染症が影響を及ぼし、地方財政における変化を反映した決算が重要な点となった。
これに続き、総務文教常任委員長の岩下 孝嗣氏が、新型コロナウイルス感染症関連の意見書案を提案した。
「地方税財源の確保及び電源三法交付金の改善・拡充を求める意見書」と位置づけ、
議員間での迅速かつ的確な議論が続けられた。
意見書案は採決に回され、原案通り可決された。
最終的に、この9月定例会に付議された案件の審議は全て終了して、散会となった。
議場内は、緊急事態に対応するためにも迅速な行動が求められているとの雰囲気が漂った。
今後、国からの支援が厚くなることを期待する声もあった。