令和5年1月5日、玄海町議会定例会が開催された。
出席した議員は10名、議長の上田利治氏のもと、初日の議題が進められた。議長は年頭の挨拶で、町民及び議員に対し新年の挨拶を実施。町長の脇山伸太郎氏は、令和5年に向けた新たな施策として、子ども・子育て支援に特化した課の設置やDXを用いた住民サービスの向上等を挙げた。
今回の議事日程には、議案の提示があり、主に内容は2つの議案であった。まず、議案第1号に関しては、ゲートボール場屋根設置工事の変更請負契約について話し合われた。脇山町長は、この工事の目的や契約内容について詳述し、新型コロナウイルス感染症の影響で部材の納品が遅れたことによる工期延長を求めた。具体的には、工期を39日間延長し、総額2億3,650万円での契約を提案。議員からの質疑では、小山善照氏が部材遅延に関する詳細を尋ね、教育課長の加納晴美氏がその内容に回答した。
次に、議案第2号では、小山善照氏が住宅管理経費に関連する繰越明許費の設定について質問を行い、脇山町長はの需要を踏まえた理由を説明した。両議案ともに、議会の拍手の中、全員賛成で採決され可決された。このように令和5年のスタートを切る定例会は、円滑に進行した。