令和3年4月16日、玄海町議会の定例会が再開され、5つの主要な議題が議論された。
出席議員は9名で、設議の十分な数を満たしているため、会議が円滑に進行した。
最初の議題では、会議録署名議員の指名が行われ、岩下孝嗣氏と小山善照氏が指名された。続いて、会議期間の決定についても異議なく決定され、本日の会議が1日間であることが確認された。
次の報告第3号では、脇山伸太郎町長が専決処分について説明した。この処分は、地方税法の改正に伴い、固定資産税の負担調整措置の延長を含む内容であり、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮したものとされた。
さらに、議案第24号の町営住宅新田第1団地の内部改修工事契約が議題に上がった。
町長は、143,000千円で契約先として株式会社岸本組玄海支店を指名し、工事の概要を説明した。この中には、和室のフローリング化や、ユニットバスへの改修など、多岐にわたる設備改善が含まれていることが強調された。質疑応答では宮崎吉輝氏からの具体的な改修内容に関する質問に対し、中村大造まちづくり課長が詳細を説明した。
最後に、議案第25号が討議され、令和3年度一般会計補正予算が提案された。総額に11,800千円の追加が行われ、コロナ禍の影響を受けた飲食店を支援するための具体的な支出の詳細が報告された。
この補正予算に関し、小山善照氏からの質問にも企画商工課の日高大助課長が明確に答えた。全体として、補正予算は飲食店に対し、法人200千円以上、個人150千円以上の条件で支援を行うこととなった。
討論の結果、両議案とも原案通り可決された。これにより、議会は全ての審議を終了し、午前10時39分に散会となった。