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玄海町議会、令和2年度予算案を可決し地域振興を図る

玄海町議会は、上田議長のもと令和2年度予算案を可決し、地域振興を図る方針を示した。多様な人事案件も一括で可決された。
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令和2年第1回玄海町議会定例会が、3月9日に開会した。議長の上田利治氏は、出席議員が9名であることを報告し、定足数に達していることを確認した後、直ちに議事を進めた。

まず、会議録署名議員の指名が行われ、池田道夫氏と井上正旦氏が選任された。次に、会期の決定について審議が行われ、3月9日から23日までの15日間と定められた。休会日は10日、11日、14日、15日及び20日から22日までの7日間である。

続いて、議長の諸報告が行われ、地方自治法に基づく監査委員からの現金出納検査報告や、玄海原子力発電所の運転状況などが報告された。上田議長は、国と地方が一体となって地域振興を図っていく必要性を強調した。

町長の脇山伸太郎氏は、この期間の行事および活動についての行政報告を行った。特に、自衛隊佐賀地方協力本部創立63周年記念式典への出席や、原子力環境安全連絡協議会での議論内容が紹介された。廃炉の進捗状況や、原子力発電所の運転状況についても触れ、新検査制度の概要が説明された。

人事案件として、固定資産評価審査委員会委員や農業委員会委員の選任がほぼ一括で行われた。特に、農業委員会に関しては複数の委員が任命されることとなった。議案はすべて原案通り可決された。

予算に関する議案も順次審議され、令和2年度の一般会計当初予算が発表された。総額は7,285,000千円で、前年度比13.6%の増加が見込まれる。これにより、地域の財政状況の健全性が保たれることが期待されている。

今回の会議では、教育の充実や地域産業の振興、災害対策及び定住促進策についても言及され、引き続き地域の活性化に向けた取り組みが協議された。議案第11号から31号までの予算案については、予算特別委員会に付託されることが決定された。

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議会名令和2年第1回玄海町議会定例会
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