令和4年1月5日、玄海町議会の定例会が開催された。
議長の上田利治氏が年頭の挨拶を行い、町の発展に向けた努力を誓った。
町民や議員の皆様に新年の祝福を伝え、お互いの協力を仰いだ。
続いて、町長の脇山伸太郎氏が新年の抱負を語った。
特に、国民スポーツ大会の準備や図書館建設の推進に言及し、安全で安心なまちづくりを目指すと強調した。
議長は、出席議員の数が定足数に達したため、定例会の正式な開始を宣言した。
日程に入ると最初に会議録署名議員の指名が行われ、前川和民氏と松本栄一氏が指名された。
会期についても、1月5日から12月28日までの358日間とすることに異議なしとの意見が出され、決定した。
次に、会議期間については本日1日間と決定された。
重要な日程の一つである『専決処分の承認を求めることについて』については、町長が提案理由を説明した。
この提案は、令和3年度の一般会計補正予算に関するもので、迅速な給付が求められる子育て世帯への臨時特別給付金の支給が目的である。
助成金の支給方法が当初のクーポン型から現金一括支給に変更された理由も説明された。
小山善照氏から、支給対象者に対するフォローについて質疑があり、住民課長の脇山和彦氏が対応策を明示した。
この支給は、申請者を基にしたもので、1月5日から3月31日までの受付期間が設けられた。
さらに、申請は保護者が行う形式になることが説明された。
質疑が終結後、討論は行われず、採決が行われた。
最終的に、議案第1号が原案の通り承認され、定例会は散会となった。
議事は午前9時15分に終了した。