令和3年第2回玄海町議会定例会が9月30日に開会された。出席議員は9名で、議長と副議長を選挙で選出し、各委員会の設置に関する議題が審議された。
はじめに、臨時議長の岩下孝嗣氏は、一般選挙後の初の議会であることに触れ、議員たちの協力を強調した。続いて、脇山伸太郎町長が販売・住民福祉向上を目指すため、議員に覚悟と支援を求める挨拶を行った。議会が開会され、各議題が進行する。
最初の議題は、仮議席の指定であった。岩下氏により、議長選挙までの臨時措置が説明された。その後、議長選挙が行われ、上田利治氏が当選した。上田氏は、責任の重大さを認識し、議会の伝統を重んじつつ、今後も町の発展に尽力する意向を示した。
次に、副議長選挙が行われ、池田道夫氏が当選。池田氏は、町民の意見を尊重しながら、議会の役割を果たす決意を述べた。続いて、常任委員会や各特別委員会の設置に関する議題が議論され、多くの委員が選任された。
特に、予算特別委員会、決算特別委員会、原子力対策特別委員会、図書館建設特別委員会といった各委員会の設置が承認されたことは注目に値する。これにより、議会は地域の重要課題に対する対応をより強化する姿勢を示した。このように、議会運営において重要なポジションに多様な議員が就任することとなった。
会期は9月30日から12月28日までの90日間と決まり、次回会議に向けた準備が整った。その後、議案についての審議が行われ、岩下氏が玄海町監査委員に選任されることで、各議題の審議は無事に終了した。議会が散会するタイミングに、参加議員たちは町の発展に向けた意義ある議論が行われたことを実感した。