令和４年９月15日、玄海町議会の定例会が開催され、重要な予算案や決算案が審議された。
議事日程では、令和４年度一般会計補正予算を含む複数の予算案が最初に提案され、小山善照君が議案の報告を行った。予算特別委員会の審査の結果、全員一致で可決に至った。このことに関して、井上正旦君は「慎重審議の結果、全員一致をもって可決された」と述べた。質疑や討論は行われず、すぐに採決が実施された。これに対し、上田利治君が起立を求め、賛成者全員が起立することにより原案は可決された。
次に、議案第44号の令和３年度一般会計歳入歳出決算に関して、山口寛敏君が報告を行った。決算特別委員会の審査についても全員一致で可決及び認定されることとなり、再び質疑や討論はなく、賛成の起立により承認された。これらの決算認定について、上田議長は「原案のとおり可決及び認定することに決定いたしました」と発言した。
続いて行われた選挙については、玄海町選挙管理委員会委員とその補充員の選挙が行われた。選挙の方法は地方自治法に基づき指名推選が採用され、草場久司君、渡邊幸人君、古舘秀喜君、松本博君が選ばれた。また、補充員についても前川公望君、吉富祥容君、山口照明君、古舘佐津喜君が選任された。これに関し、上田議長は「御異議なしと認めます」と選挙結果を確認し、議会の決定を報告した。
最後に、議会広報特別委員会の設置が提案され、委員数が５名であることが決まった。設置理由として議会活動の広報を挙げ、松本栄一君、前川和民君、山口寛敏君、井上正旦君、池田道夫君が選任された。議長は「調査研究が終了するまで継続して審議することにしたい」と述べ、活動の重要性を強調した。