令和4年3月18日、玄海町議会では定例会が開かれ、重要な議案が審議された。
主要な議案として、唐津市との間での様々な委託業務に関する協議が一括して提起され、全員一致で可決された。これには、し尿処理業務や上場地域農業開発等、地域の重要な業務が含まれている。
具体的には、議案第4号から第25号までの22件が議題となり、予算特別委員長の井上正旦氏が審査結果を報告した。井上氏は、「全員一致をもって可決されました。」と述べ、各議案の承認を得たことを強調した。
さらに、意見書案第1号として「海の日」を7月20日に固定化することを求める案が提出された。総務文教常任委員長の宮崎吉輝氏は、海の日の趣旨を説明し、「地域の水産業の発展に寄与するためにも、この意見書の採択をお願いする。」と訴えた。
また、決議案第1号として「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」に関する決議も承認された。宮崎氏は国に対し、国際社会との連携を強化し、即時撤退を求める意義を力説した。この決議は、ウクライナへの侵攻が国際法に反する行為であるとの認識を示し、地域の平和を願うものであった。
会議は賛成者の起立で全ての議案が原案通り可決され、無事に終了した。議長の上田利治氏は、出席議員に感謝の意を表し、次回の議会運営に向けて協力を呼びかけた。
この定例会の成果は、地域の発展と住民の生活向上に繋がる重要な一歩であると位置づけられ、関係者の手応えを感じる結果となった。