令和2年第1回臨時会が7月28日に開催された。
議事の主な内容は、学習者用端末の取得に関する議案や新型コロナウイルス感染症の影響を受けた特別給付金についての報告などである。
特に議案第129号から第132号では、大阪市立西九条小学校など91 校分の学習者用端末及び充電保管庫の取得が提案された。
松井一郎市長がこの件について説明するとともに、報告第18号には新型コロナウイルスは背景にあることを強調した。
報告内容には、33億8,100万円が独り親世帯への臨時特別給付金として追加されることが含まれ、財源は全額国庫支出金であることが示された。
また、議案第133号は国家戦略特別区域法に基づく改正が提案され、地方税法の改正についても触れられた。
コロナウイルスの影響で特別手当を支給するため、条例の改正が必要とされていることも報告され、社会情勢の変化が反映された。議長のホンダリエ氏は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から会議中のマスク着用を呼びかけた。
その一方で、議事報告のなかでは、以前の市会議員が逝去したことへの哀悼の意が表された。
このように、臨時会では教育関連の提案やコロナ対策の報告が中心となる中、議論が進められている。今後、議会がどのようにこれらの提案に対して議決を行うかが注目される。