令和5年第2回定例会が5月19日に開かれ、重要な案件が審議された。
会議は午後2時に開始し、最初に常任委員会委員および委員長の選任が行われた。財政総務委員会には黒田まりこ氏、教育こども委員会には坂井はじめ氏、民生保健委員会には永田典子氏、都市経済委員会には大西しょういち氏、市政改革委員会には吉見みさこ氏、建設港湾委員会には森山よしひさ氏がそれぞれ選任された。これにより各委員会が正式に活動を開始することとなる。
次に、議員提出議案が審議され、2025大阪・関西万博推進特別委員会、大都市・税財政制度特別委員会、環境対策特別委員会が設置されることが一括して決議された。これにより、来る万博に向けた準備や都市の税財政問題、環境問題への取り組みが強化される見込み。
また、永年在職議員の表彰も行われた。25年以上在職している山中智子議員が、その功績を認められ、議会から特別に表彰された。山中議員は、感謝の意を表しつつ、市政のために全力を尽くすことを改めて誓った。彼女の発言は、「政治とは全ての人が安心して暮らす手助けのためにある」という信条に根ざすもので、今後の市政運営への期待が高まった。
その他、監査委員や副市長、固定資産評価員の選任が行われ、特に副市長の再選任が報告された。市長の横山英幸氏は、高橋徹氏を副市長として引き続き指名し、今後のさらなる行政改革を目指す意向を示した。市長は、特に市民のニーズに応える施策の強化に向けて、各議案の承認を求めた。
閉会後、会議はスムーズに進行し、議長の片山一歩氏から全体にわたる進捗状況が共有され、今後の課題と期待が語られた。市議会は市民の声をしっかりと受け止め、透明性の高い行政を推進する姿勢を維持している。