令和3年3月25日、大阪市会が定例会を開き、多くの議案が審議された。
主な議題には、大阪市及び大阪府における行政運営に関する条例案の修正、一般会計補正予算などが含まれた。この日の出席議員は83名に及び、議会は活発に進行した。
新たに提起された議案第99号について、松井一郎市長は「府市対等の立場で一体的な行政運営を推進する」と述べ、条例案の文言の修正について説明した。これにより、副首都推進本部会議の運営も府市対等の立場が明確にされる。
また、議案第116号はUSJの開業20周年を祝う市の新事業として、4,149万9,000円が追加される。この資金は財政調整基金からの繰入金を含む一般財源で賄われる。
さらに、議案第117号では新型コロナウイルス感染症対策として、営業時間短縮協力金支給に137億110万円の経費を追加することが提案された。その財源には地方創生臨時交付金と一般財源が用いられるとのことである。
これらの議案に対して、議会はスムーズに承諾することができた。議長のホンダリエ氏は、修正案への異議がなしと確認し、承諾を得た。その後、各議案は常任委員会に付託される運びとなった。
市会の開催が、市の更なる発展に寄与することが期待される。市長や議員たちは協力して、大阪の行政運営をより良くするための取り組みを進めていく方針が示された。その結果が市民の日常生活にも良い影響をもたらすことが望まれる。