令和2年7月29日に、大阪市会による臨時会が開催された。主な議題には、学習者用端末及び充電保管庫の取得についての提案が含まれている。
複数の小学校における必要な端末や保管庫の取得が議論の中心となった。特に、教育こども委員会の金子恵美委員長は「学習者用端末の取得についてはいずれも原案可決と決定した」と述べた。
各学校への支給計画について、契約の分割理由や調達時期について質疑があった。対応者は、中小企業者の受注機会の均等化を考慮した調達の基本方針について説明した。
また、議案第133号では国家戦略特別区域外国人滞在施設経営事業に関する条例の改正が取り上げられ、質疑はなく原案通り可決された。密接に関わる公会堂条例の改正も承認され、社会活動の維持、利用者負担の軽減を目的とした。
さらに、新型コロナウイルス対策として、特殊勤務手当の支給対象に関する意見も出た。社会福祉に関連した取り組みの一環として、感染防止のための業務従事者への配慮を強調した。
最終的な採決では、全ての議案が可決された。議長のホンダリエ氏が「すべての議案に異議なし」と確認し、会議は円滑に進行した。これにより、議会は重要な教育関連事業や感染症対策に向けた第一歩を踏み出した。
本会議は、午後2時8分に閉会し、今後の対応への期待が寄せられている。