令和3年5月28日、京都市で第2回大阪市会定例会が開かれた。
臨時議長として荒木幹男氏が進行し、複数の重要議題を採決した。
議長及び副議長の辞職が確認され、ホンダ前議長及び八尾前副議長の辞職を許可することが決定された。
続いて行われた議長選挙では、丹野壮治氏が57票を獲得し、議長に選出された。
丹野議長は就任あいさつで新型コロナウイルス関連の施策や市民サービスの向上を強調した。
また、府市一体での経済成長を目指す考えも示した。
次に、副議長選挙では西川ひろじ氏が満場一致で当選し、挨拶を行った。
西川副議長は、市民の健康を守るための施策を早急に進める必要性を述べた。
常任委員会及び市会運営委員会の委員選任や各議長の選出も進行したが、特に2025大阪・関西万博推進特別委員会の設置が注目された。
この特別委員会の設置は、大阪市が万博に向けて動き出す証左である。
財政総務委員長には上田智隆氏、教育こども委員長には杉山幹人氏が選出され、民生保健、都市経済、市政改革、建設港湾の各委員長も選任された。
最後に監査委員の選任について、松井一郎市長が報告し、片山一歩氏と明石直樹氏の適任を強調した。
市会は全議題を円滑に進行させ、午後に閉会した。