令和3年8月11日に開催された大阪市会臨時会では、補正予算案が審議された。
新型コロナウイルス対策として、補正予算が急遽提出され、必要な支出が確認されている。
松井一郎市長は、一般会計の補正予算の概要を説明した。具体的には、報告第15号で38億9,973万9,000円を、報告第16号で172億188万5,000円、報告第17号で63億9,549万7,000円を追加することが挙げられた。これらは新型コロナウイルス感染症対策に充てられる。
特に、報告第15号では、飲食店支援として資金が確保されており、その財源は全て財政調整基金からの繰入金である。
また、議案第136号では235億8,367万3,000円が新たに追加され、飲食店への追加支援と病床拡充の協力金として利用が予定されている。全体的に見て、これらの施策は市民生活を支えるために重要な役割を果たすと考えられる。
他にも、議案第137号は個人番号カードの再交付手数料を廃止するための条例案で、これも市民にとっての利便性を向上させるだろう。今後、これらの案件について慎重に審議が行われ、早期に承認されることが期待される。
会期は本日を含めた2日間とされ、議事は円滑に進行している。議長の丹野壮治氏は、引き続きの市会運営に向けて、出席議員に対し引き続きの協力を求めた。特に、新型コロナウイルス感染防止のため、マスクの着用と密を避けた会議運営についても触れられている。
今後の議論の展開が注目される。