令和5年5月18日、大阪市会の定例会が開かれ、議長や副議長の選挙が行われた。
初めに、議長の選挙では、臨時議長を務める辻淳子氏が指名推選の方法を提案し、議員の異議なく進行した。
片山一歩氏が満場一致で議長に選出された。
片山氏は、今後の大阪市会の役割について、「庁と緊張関係を保ち、監視機関として発展に寄与する」と述べる。
副議長選挙は土岐恭生氏が指名され、満場一致で当選が確定した。
土岐氏は、業務の充実を図り、議会審議機能を発揮する意思を強調した。
会期については、議長の提案通り、会期を約23日間と決定した。
続いて、市会運営委員会の選任が行なわれ、メンバーが決定された。
また、議員提出の条例案も原案通りに可決され、期間中の議事が円滑に進められる見込み。
大阪市長の横山英幸氏が市政運営への考えを述べ、「市民の意見に耳を傾け、真摯に向き合う」と誓った。
これにより、大阪市会の新しい市政スタートが切られ、地域の発展に向けた議論が加速されることが期待されている。